第10回稽古雑感

外は雪が降ろうかという予報の中、本日の稽古人は私を含め8人。大変賑わいのある稽古となりました。

１．受け身の徹底。前回り、後ろ受け身。入身転換。

重要なポイントとして、前足に体重が六、後ろが四となりますので、前の足を後ろにもっていくのは「後ろに引く」というより「後ろに抜く」という表現になる。抜いた瞬間に反対側の足に体重が乗れるといいですよね。うまくいくと、片手取り転換だけで相手が崩れます。

２．片手取り四方投げ、裏表。

上半身の力を抜く。しかし、手先はしっかりと張る。張ると、今度は肘や肩に力がこもってしまう。人間は常識的にはこのどちらかしか出来ない。だからこそ「手は伸展させているのに上半身の力が抜けている」ことに意義が出てきます。

３．座技呼吸法。

相手の背骨を意識して、足を抜いてまっすぐに入る。これはなかなか難しい技です。直ぐに肘をヒンジさせて力を出そうとしてしまう人が見受けられました。

以上　寒い中ごお疲れ様でした。