正面打ちを受けてから、流してかける入身技
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溝口先生の笹塚守清館稽古を振り返ります。今回の稽古で大切にされたのは、「気を出す」「連結する」「技を覚える」という3つの要点です。正面打ちを受けてから流し、入身技へつなげる身体の使い方を中心に整理します。
POINT 01
指先から「気を出す」
最初の要点は「気を出す」ことです。特に、指先から気を出していく意識を持つことが強調されました。
体まで一緒に出ていかないこと。
体はその場に留め、指先で相手を制していきます。体が留まっているほうが、技として有効に働きます。
この感覚を確かめるため、稽古では両手取りからの呼吸投げを重点的に行いました。身体全体を押し出すのではなく、中心を保ったまま指先まで意識を通すことが大切です。
POINT 02
つながる・結び・連結
2つ目は、「つながる」「結び」「連結」という考え方です。受け身を取りながら、最も印象に残ったのが正面打ちの入身投げでした。
稽古では、両手取り呼吸投げ、入身投げ、小手返し、四方投げと、基本的な技を続けて行いました。その最後に取り組んだ正面打ち入身投げの中で、「連結」の意味を具体的に確認しました。
正面打ちを受け、流して入身をかける
- 受けが正面打ちをしてきたら、取りはいったん受け止めるような感覚で、力を中央にまとめます。
- まとめた力を、肩関節と手の連結を意識しながら後方へさばきます。
- 両方の圧を変えずに入身をかけることで、流れを切らず、そのまま相手を崩します。
ここで大切なのは、手と肩を別々に動かさないことです。接点の圧を保ち、身体のつながりによって相手を導くことで、受け止めた力が自然な崩しへと変わります。
POINT 03
技を覚える
3つ目は、具体的な技を数多く覚えることです。基本技を繰り返し身につけることによって、「気」や「連結」といった原理を、知識ではなく身体の感覚として確かめられるようになります。
記事公開日: 2026年08月01日

