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10月28日稽古の感想

半田です。
急に寒い日になりましたが、稽古が始まるとすぐに暑くなってかなり汗もかきました。

片手取り呼吸法、片手取り呼吸投げ、片手取り四方投げの3種類を重点的に稽古しました。入り身・転換したあとの『足を抜く』ことを特に意識しての稽古でした。足を抜くことで自分が重力に引かれて落ちていくのですが、その力を相手に伝えることで、相手を崩すことができるということです。ウケは体勢が崩れるので、崩れまいとして却って上体を起こすので、そのウケの動きにそっていけば自然と呼吸法や四方投げ(裏)に入って行けそうな気がしました。私は、武道などに詳しくはない初心者ですが、力任せではないやり方なので、私のような筋力もあまり強くないアラフォーでも少しずつ上達していけるような気がします。

また、いくつか課題を感じました。片手取り呼吸法では、足を抜いた後に、その足を再び前に出して転換します。ウケ側が曽我先生だと、その転換をしている時にこちらが押しつぶされそうになってしまいます。おそらく、自分の体重をどちらの足にどの程度かけるのかということが課題だと思います。いったん抜いた足を前に出したときに、その足にも体重を乗せていかなくてはならないのではないかと、個人的には考えてみました。出した足に体重が乗っていて、その上で転換しつつ、逆の足に体重が移動していくので、ウケ側の中心を攻めることになるのではないかという気がします。私の場合には、全くそうではなく、出した足ではなくもう一方の足に体重がほとんど残ってしまっていて、足はただ出しただけになっているように思います。稽古中には、曽我先生に押しつぶされそうになるということだけしか分からず、こういう考えは思いつきもしなかったのですが、今、ブログ投稿を書いていて、少しずつ考えとしてまとまってきました。これが正しいのかどうか判りませんが、次の稽古の手がかりになるように思いました。

片手取り呼吸投げでは、足を抜くことに伴って、ウケ側の体勢が崩れるため、ウケ側は崩れまいとして却って上体が起きてしまうところまではよいのですが、そこで流れが止まってしまい、前に投げるところにしっかりと入っていくことができないように感じました。今までの私のありがちな課題から考えると、自分の体重をどこに(どの足に)乗せているかということが重要かもしれないと、今、書いていて思いました。後ろに体重が乗ってしまうため、手を通して相手に自分の体重が落ちていく重みを伝えていくことができないということかもしれないと、考えています。これもまた、正しいのかどうか判りませんが、次の稽古の手がかりになるように思いました。
私としては、34回目の稽古でした。

記事公開日: 2010年10月29日
最終更新日: 2012年02月06日
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