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6月17日 稽古の感想 by 初心者

公私共にバタバタしていて、感想を書くのが月曜日になりました・・・ 覚えている
限り!? の事をメモしておきます。

今回の稽古は、ひたすら「片手取り呼吸投げ」でした。まずは、私の持つ この技の
イメージから書きます。 メガホンの小さい部分(口を付ける部分)を90°回す
と、大きい部分(声が出る部分)も90°回ります。しかし「円周×1/4」の長さ
は、大きい部分の方が格段に長くなります。なかなか上手く表現できませんが、片手
取り呼吸投げは この理論を用いている様に感じました。前回、私が「小さい歯車の
力が、大きい歯車にダイレクトに伝わり相手を吹っ飛ばす。」と書きましたが、この
事です。 そしてメガホンの大きい部分の円周を長くするには、メガホンの全長を伸
ばすか、広がっていく角度を大きくするかになります。 つまり技を大きく伸び伸び
と掛けた方が、より大きなパワーが得られると感じました。

そのイメージを持って「受け」のポイントをまとめます。まず「受け」とは攻撃する
人の事なので、しっかり攻める事! この時に、腰が引けない事!! 攻撃に重心(自
重)を使えないと、自然と攻撃力は落ちてしまいます。そして、しっかり握るが、肘
と肩は相手の動きに合わせて反応する事! 「指先のみに力を入れて、肘と肩はリ
ラックスする!」と教わりましたが、まず初心者の私には出来ません・・・ どうし
ても出来ないので、次回は思考を変えてチャレンジしてみます。 「しっかり握っ
て、逐一相手の動きに反応して行く事。」を意識してみます。まず、それぞれの点で
反応して、最終的にその点を並べ、線にしたいと思います。線になったと言う事は、
しっかり握っているのに肘や肩が柔らかく反応している事になるはずです。「アニ
メーションの原理」とでも名付けましょうか・・・ (笑) 相手の掌が回転を始めた
時に、最初に反応するのは一番外にある「外側の足」です。(左手で相手の右腕を掴
んでいるなら、自分の右足が最初に前に出ます。) そして自分の左肘が伸びきって
から、前回り受け身を行います。「左肘が伸びきる」と言う事は、「遊びが無くな
る」と言う感じです。 さて、それでは「取り」側は・・・? 踏み込んで転換をする
のですが、スムーズに淀みなく行う事! そして「だっちゅーの」をやりながら両手
を内側に回します(笑) 正確には、「掴まれた腕の親指を下へ向ける。」です。し
かし、この時に背筋を意識し、掴まれていない方の腕でフォローをして、背骨で重力
を感じながら前に倒れると「だっちゅーの」になります。私が「取り」を行うと「腰
が遅れる事により、接点に重心がかからない。」と感じました。 この点も併せて改
善が必要だと感じました。

約15年前、私はボクシングのトレーナーに「攻めているのに腰が引けてる!」と何
度も注意されていました。そして今回、曽我先生に「攻めているのに腰が引けて
る!」とアドバイスを頂きました。「懐かしい・・・」(笑) 15年経っても、腰
の引けたアウトボクサーのままです(苦笑) 性格なのか? 癖なのか? 合気道を通
じて直して行きたいです。 「これで打ちあいの時、パンチに体重が乗るのでは!」
なんて、もうすでに嬉しくなっている単純な私。 合気道、楽しいです!

uh

記事公開日: 2010年06月21日
最終更新日: 2012年02月06日
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