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2019年5月25日全国合気道演武大会 溝口師範七段演武の受け

この記事の目次

△最後まで攻めきる受けとは!?

まずは動画をご覧ください

受けの心構え

合気道においては受けが重要であることは、重々言われていることなのですが、受けをすることで、どうやって上達するのかが分からないとただやみくもに動きをまねするだけになってしまいます。

どうして受けが重要なのか。大きなポイントが三つありますのでそれぞれ解説いたします。

  • 一つにはケガをしないため
  • 二つ目に、攻防一体となる合気道の技は、受けととっている、イコール、相手の中心を攻め続けている
  • 三つ目に攻めるからといって、頭を突っ込んでいかない

一つにはケガをしないため、ですね。

受けが未熟な場合、十全な技をかけることができないから、手を抜いた技をかけることになる。手を抜いた技をいつまでもかけ続けられるとそれ以上の技を自分がかけることができない。これは当たり前の理屈です。

二つ目に、攻防一体となる合気道の技は、受けととっている、イコール、相手の中心を攻め続けている、ということになります。

ここで難しさがでてくるのは、相手の中心を攻めることが動作として何を示しているのかが分かりにくいからです。

例えば、片手取り呼吸法の場合、受けの人も片手取りの呼吸法をしている気持ちが必要です。四方投げを受けるときも、四方投げを自分かかけにいくのだ、という気持ちが大切です。その技をかける気持ちが相手を攻め、そして中心を捉える事になるからです。

三つ目に攻めるからといって、頭を突っ込んでいかない。あくまであごは引いたまま、あごを出しすぎないように全体として相手の中心を攻めます。攻めるという言葉から頭から突っ込んでいく、というイメージに陥りやすいので注意。

今回の受けで気になるポイント

第五七回合気道演武大会において、曽我は受けをとらせていただきましたが、それを映像に残していただき、後から振り返ったときの、「これはまだまだ未熟ですな」という箇所について、記載します。

1.間合いが遠い

片手取りでいくときは特に師範からの距離が遠かったですね。
原因としては、怖さにより身体ごと踏み込んでいけないことが挙げられます。
次の師範稽古ではもう一歩身体を詰めて取りにいきたい。

2.空いている方の手の位置が変。

片手でとりにいくときは、空いている方の手をどこにやったらいいのか迷うと思います。
少し開き気味になって位置が高いです。もっと腹の下辺りにまとめておいて、身体ごとぶつかっていくことが必要です。二刀流で攻めていると考える事もできます。

3.最後まで攻撃し続けていない技がある。

受けの心構えでも述べましたが、途中であきらめてしまって、攻撃しきれない技があります。
四方投げがその攻撃しきれていない技の代表ですね。一方天地投げではしっかりお腹で攻撃の衝撃を受け止める事ができました。

充実した受け、上手くなるための受けとは

心構えを説いて、今回の演武で至らない部分を考察しました。
それを踏まえて、今後の展望を語ります。

道場に入って、積極的に受けを取りに行くためには、その受けをとることで自分の内部に充実したものを感じられる必要があります。充実した受け、それはお腹にどすんと相手の力を感じられるようになることです。

お腹に充実感を得られるようにするには、次のことを実行します。

  • ひじ、肩の力を抜いて、上半身を楽に保つ。特に末端からチカラが入ったときに、ひじや肩で止めないこと。
  • お腹で受け止めて、そのまま負けてしまわないこと。つまり、攻撃し続けること。
  • 攻撃し続けるときには、基本的に仕手がかけている技をそのままかけ直します。四方投げなら四方投げ、呼吸なげなら呼吸投げをかけにいきます。

どんな体制になっても、相手を攻め続けられる姿勢、これこそが、仕手になったときに、最後まで決めきることにつながります。具体的にどこを狙っていったらいいのか、手先、指先の行く先は・・・・・それら細かい話はまた道場にて。

お問い合わせ

第五七回合気道演武大会についてご質問のある方は遠慮なく、お問い合わせください。

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△飛び入り参加させていただいた双峰会での演武大会。受けをとった後なので取りの方もその感覚が残っているかな。
記事公開日: 2019年05月25日
最終更新日: 2019年06月07日

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