「すっぽ抜けない」「空ぶらない」状態
仕手側では、「相手とベクトルを合わせる」ことを念頭において稽古しましょう。
相手には行きたい方向があります。その方向とは逆向きに押し戻してしまうと、無理な力をかけることになります。
よって、
相手の行きたい方向に自分のつま先で方向性を合わせます。その上で、合気道の型で導きます。ポイントは、
相手と自分がお腹でつながっているかのような感覚
をもてるかどうか。師範言われるところの「すっぽ抜けない」「空ぶらない」状態を作る必要があります。
これができると、合気道の稽古が終わったときに、心地よい疲れと充実感がお腹に残るはずです。
「相手とベクトルを合わせる」稽古に有効なのは、入り身投げと肩取り二教です。一教の裏もそうですね。
空ぶらないで、相手とこの稽古ができるようになりましょう。
記事公開日: 2024年11月15日