繊細な受け身
さまざまな年代の方からお問い合わせを受けます。
合気道は受け身から入る武道です。
受け身をしっかり取ることで、技の上達を目指します。
受けができないと技が上達しません。
合気道は試合がないために、技の形が決まっています。
ですから、型を行うときに、受け身がそれに逆らっても、まったく意味がありません。
だって、技の形は知っているのだもの。
それは事前に知られています。既知の動きに反しても意味がないですよね。
ですので、技の形を知った上で「どうやって受けるか」を考える必要があるのです。
ヒントは、微細なインプットを身体全身で受けられるようにすること。
身体全体で受けられる、ということは今度技を繰り出すときに全身で動いた「結果」を、指先に伝えることができる可能性があるからです。
記事公開日: 2024年02月23日