ブラウザの横幅を広げてください

[もりや稽古] 第211回【誰にも奪われない一生の宝物=身体資源】

最近ニュースレターのお問い合わせが増えていますが、こちらのニュースレターは会員様限定のエッセイ集となっております。

会員の方は無料でバックナンバーを閲覧することが出来ます。下記はそのニュースレターの一部です。

春めいてきましたが、ぜひ一緒に合気道を始めましょう。誰にも奪われない一生の宝物=身体資源。

————————————–>>>>
「普段使いの合気道」
2014年の一月に、息子が生まれました。最初の二、三日は夜泣きが激しかった。夜中の二時から五時過ぎまでだっこしながら立ってあやしていたときには、さすがに足腰が辛かった。なんとか、こちらが座ったままで大人しく寝てくれないか、と工夫をする。とにかく、立ってあやしていれば、約五分で落ち着いて寝始めます。その後深い息づかいが確認出来たら、こちらの動きを一端止めて様子をみます。問題なければ座って一息つく。目は開いていないか。息づかいは深いかのチェックをします。一番辛いのは、こちらが座ってやれやれ一息ついていると、ヤツは動きが止まったのになぜか気が付き、すすり泣きの準備をする。大きく息を吸い込みながらヘスヘス言い出す。つまり努力が水泡に帰す瞬間です。まるで精巧なジャイロスコープがついていて、傾きやモーメントを計測しているかのようです。少しでも動きがゼロになると、泣き出し始めるのです。親はまた一からのやり直しを強いられる。そこで「立ってあやす」の部分を否が応でも工夫するようになります。(続く・・・)

記事公開日: 2014年04月03日
最終更新日: 2014年04月02日
Copyright(C) 2024 Moriya Aikido Club All Rights Reserved.