奇才W氏の断言独白『気持ちが先』
合気道のお友達、奇才W氏と久しぶりに飲んだので、メモしておきます。
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気持ちが先
「気持が先」という方針があるそうです。
それは技術を習得した分だけの合気道しか理解できないのでは、という私の意見に対してW氏の回答でした。
技術が先、ではない。気持が先なのだ、ということ。
受け入れる、という気持が先だ、と確信をもって断言しています。
筑波大の合気道部で試してみた
ふーん。ということで、早速筑波大の合気道部で試してみた。
気持をやさしく。受け入れる体制から・・・・技を受ける。
かからなくてもいい、というぐらいの気持です。
すると、身体が伸びやかに動く。相手に合わせて技が組み立てられる。
特に正面打一教において
特に正面打一教においては、どうしても向かってくる相手に対して倒したい、という欲求がでるものなのだが受け入れる気持ちを保っておくと、・・・・
- 向かってくる相手が怖くない。もちろん中心軸をはずしておいて、そこに入っていく心構え。
- 前に出した足を無拍子で脱力して、重心を傾ける。十字になるように足裏に注意。
- 自分の目の前まで腕が迫る。我慢!
- 接点ができる。その接点を自然な形で前に。なぜなら前足の側に体重がすでに移っているから。
- のびのびと動ける両腕。横に払わないこと。気持ちは相手の中心を攻めている。体重は斜め前に落ち続ける。下半身には充実感あり。しかも、
- つながりを感じられたまま、継続できる。
なるほどー。いいねコレ!
もちろんできないケースもままあるが、できる人の方が多いです。
自ら進んで「大きな外国人とやってみたくなる」合気道を目指したいところです。
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記事公開日: 2009年11月11日
最終更新日: 2019年04月04日
最終更新日: 2019年04月04日