第106回 四方投げは例外なく肩に力が入り、最後投げ降ろしたくなる・・。
今日は幾分暖かかったですよね。
もう寒さのピークは過ぎ去ったのでしょう。
今日は、横面打ち四方投げと、
片手取り四方投げをやってみました。
受けの人は例外なく、投げられるとき肩に力が入ります。
取りの人は例外なく、最後の投げに力がこもってしまいます。
正直な反応だと思います。
しかし、この正直な身体の反応を、稽古によって
少しずつ矯正していきたいところです。
そうでないと、稽古する意味がないですよね。
受けは、投げられるとき、掴んだ部分はしっかり持った上で、
肘、肩、腰の筋肉をゆるめます。
取りは、投げるとき、結果として投げます。つまり、
過程で崩し切れていれば、投げる、という行為のベクトルは
いらなくなります。
師範代の技をみると、投げているようにみえるかも知れません。
でもそれは錯覚です。
もしくは、私の技が未熟だからです。
そうではなくて、過程の中で、足で崩していきましょう。
記事公開日: 2012年02月24日