第99回 新しい生徒さんとの稽古の仕方
震災の影響もあるのでしょうか。
最近入部される方が増えてきました。
今まで稽古を積んでいる人にとって、
新しい人との稽古は、たのしくもあり、
また歯がゆくもあります。なぜなら、
初心者ならではの正直な反応を相手がするからです。
また、相手の動きがまだ固いために、
それにあわせていると、
こちらの稽古時間がなくなってしまうような錯覚に陥ります。
これらの反応はごく自然なものですが、
ストレスが貯まってしまっては、
上達の妨げになります。
相手のぎごちない動きにも全てついていってみましょう。
ポイントは二つ。
肘や肩でとめずに、身体全体で受けてみる。
腹の前に常に手先があるようにする。
こうして付いていく、攻め続けていく内に、
だんだんと足首が軟らかくなって、粘りがでてくるのです。
全くの初心者の方と楽しくできるような、攻めの受け、を習得しよう!
記事公開日: 2012年01月05日
最終更新日: 2012年02月06日
最終更新日: 2012年02月06日