第98回 新しい人たちとの稽古方法
長く稽古をしてきた人は、
新しく入っていらっしゃった方々と、
いかに楽しく稽古できるかについて、
工夫しましょう。
新しい人は当然なにも合気道について知りません。
知らないが故に、至極まっとうな普通の人の反応をしてくれます。
そのような反応について
「相手が悪い」
「分からない方が悪い」
「合気道はこうだ」
というような反応をして、自分の固定観念の中に当てはめてしまうと、
とたんに初心者の方との稽古がたのしくなくなります。
自分が相手をしてやっている。
損をしている。
そんな気分になってしまいがちなのです。
翻って、自分の稽古態度、稽古内容に響いてきます。
それではいけない。
目の前の純粋な反応をする普通の人と、
いかにたのしく稽古をするのか。
鍵はやっぱり「受け」にあります。
記事公開日: 2011年12月23日
最終更新日: 2012年02月06日
最終更新日: 2012年02月06日